ウッドフェンス塗装工事
外構木部・外構木柵
ウッドフェンス
塗装工事 について
ウッドフェンス(木製フェンス)を美しく長持ちさせるためには、
定期的な塗装によるメンテナンスが欠かせません。
自然素材であるウッドフェンス(木製フェンス)は、優しい風合いが感じられ街並みや庭の植栽ともマッチする調和のとれた素材です。また、洋風や和風の住宅どちらでも多彩なデザインによってナチュラルで優しい外観を演出することが出来ます。
しかし、屋外で使用する木材は紫外線や風雨に弱く、メンテナンスを怠ると、変色やひび割れ、腐食やカビの発生、害虫による被害につながることもあります。そのため木材を保護するための塗装が重要となります。
塗料には、木材内部まで塗料を浸透させ、木目を生かして色付けする『浸透性塗料』と、ペンキのように塗膜を作って木目を塗りつぶすタイプ『造膜性塗料』があります。両塗料とも数年に一度の塗替えが必要です。木の種類や設置環境で劣化するスピードが異なりますので、木材の変色、汚れや苔が目立つ、塗料が剥がれている等の症状が見られたらご相談ください。
また、ウッドフェンス(木製フェンス)は部位によって傷み具合が異なります。地面に近い場所や、ウッドフェンスの上面(笠木)、常に紫外線が当たる面(南側)は塗膜が劣化しやすい部位です。
木材の種類や設置環境にあった塗料を選び、こまめに再塗装によるメンテナンスを行うことでウッドフェンス(木製フェンス)を長持ちさせることが出来ます。
当社では、外構木部(ウッドフェンス・ウッドデッキなど)の再塗装以外にも、様々な木部塗装工事を行っております。詳しくは下記リンクをご覧ください。
- 店舗外装塗装工事
(外壁部:木部外壁塗装) - 木部玄関ドア塗替工事
(玄関部:木製ドア塗装) - 外構木部塗装工事
(外構部:木柵等塗装)
ウッドフェンス塗装工事
施工の流れ
ウッドフェンス塗装工事の施工例を作業の流れと共にご紹介します。
下記の施工例では、シッケンズの屋外水性塗料を使用しています。
シッケンズ塗料とはオランダのメーカー「シッケンズ社」で生まれた木材保護塗料です。200年以上にわたる歴史があり、世界中の木材建築のプロに支持されているブランドです。
シッケンズの特徴は、木目を生かした仕上がりで、木材内部に浸透しつつ、表面に塗膜を形成するという特性を持っています。塗膜には通気性があり、木材の呼吸を(放湿)を妨げず木材の動きに追従する柔軟性を備えています。
1. 施工前
施工前の調査では、木材もしっかりとしていて激しい傷みはありませんでした。全体的に色落ちや一部塗装が剥がれていた状態で、メンテナンスが必要な時期でした。
2. 塗装前下地処理
サンドペーパーを使って塗装する表面を整えます。木目に沿って丁寧にペーパーを掛けることで、木目を均等に整えます。塗料との密着性を高めてきれいな仕上がりにするため重要な工程です。
木の状態や周りの環境にもよりますが、電動サンダーを使って研磨することもあります。
3. 木部塗料の塗装
下地処理が終わりましたら、ゴミやホコリをしっかりと取り払い、1度目の塗装を行います。塗料の吸い込みによる色ムラになる恐れがあるので、丁寧に塗装を行っております。
※木材素地が傷んでいる箇所は吸い込みにより色が濃く出る場合があります。
4. 重ね塗り
1度目の塗装完了後しっかりと乾燥させ、2度目の塗料を行います。1度目も2度目も木目に沿って丁寧に塗装を行います。
※仕上がりの色調は、木材自体の色調、塗り回数、塗料の吸い込み具合などによって異なる場合があります。
5. 完成
2度塗りが終了し、よく乾燥させ完了となります。素材の違う木材を使用しているため、木材自体の色調がでていています。しっかりと着色していますが、木目はつぶさず木の質感を生かした重厚感のある仕上がりになりました。
木部の傷みや変色が
目立ち始めたら、
ご相談ください。
ウッドフェンスやウッドデッキなどは、酷く傷む前にご相談下さい。木材の傷みが激しい場合、塗装してもそれなりの仕上がりにしかならなかったり、傷んだ木材を取り替えることになったり、費用がかさむ場合がございます。
木材の種類や木材の劣化具合によって、使用する塗料や工法などが変わります。
天然素材である木材は劣化しやすい素材です。こまめに点検を行い、木材の傷みや劣化症状に気づいたらご相談ください。