工場屋根塗装工事

工場屋根塗装工事 について

工場内の暑さ対策、省エネ対策を塗り替え工事で!
屋根の劣化を防ぐには、定期的なメンテナンスが必要です。

 工場や倉庫などでよく見かける金属を波型に成形している屋根を折板屋根と言います。面積の広い屋根によく使われ、金属製の屋根材を凸凹の形にすることで、屋根の強度を高めています。
 しかし、折板屋根は金属製なのでサビに弱く、屋根面積が広いことから直接日光や、風雨にさらされることでダメージが広範囲にわたり、長年放置すると高額な修繕費用がかかることがあります。

 塗り替え工事の費用は、一般住宅と同じで使う塗料や面積で変わります。工場屋根の場合は、屋根全般を塗り替えるのではなく、問題のある部分だけを塗り替えることも可能です。

 屋根を長持ちさせ修繕コストを抑える為には、定期的な塗装によるメンテナンスが必要とされます。金属製の屋根の場合、熱を吸収しやすく、断熱材が入っていないことが多い為、熱がこもりやすく、室内の温度が高くなりがちです。
 このような状況を少しでも改善させる為、現在では遮熱塗料と呼ばれる塗料が多く使用されております。

 遮熱塗料とは、太陽光を反射して太陽の熱を吸収されるのを防ぐ塗料のことです。近年の異常気象により、最近では一般住宅の外壁や屋根にもこの塗料が多く使用されております。工場の室内温度を下げることで、省エネ対策にもつながります。

工場屋根塗装工事施工の流れ

 工場屋根塗装工事の施工例を作業の流れと共にご紹介します。

1. 施工前

 大きく目立つサビ等はありませんが、長年の経年劣化により、屋根全体の色あせや、保護キャップの劣化が目立ちます。屋根材事態(金属)を保護する機能が十分に果たせていない為、今回塗り替え工事を行うことになりました。

施工前

2. ボルト保護キャップ取り外し

 屋根を高圧洗浄したのち、屋根を留めているボルト保護キャップを取り外します。
 保護キャップはプラスチック製で経年劣化によるひび割れや、隙間から侵入した水でボルト内部に蓄積されたサビなどを除去する為、すべて取り外します。

ボルト保護キャップ取り外し

3. ケレン作業

 保護キャップの取り外しが終了後、サンダー及び手作業で丁寧に旧塗膜を取り除いて行きます。サビの膨れ等が残っていると、その部分からサビや膨れの原因となり、他の部分にも進行していく場合があります。

ケレン作業

4. サビ止め塗装

 ケレン作業が終わったら、ケレン作業で出たゴミを掃き掃除で取り除き、塗装ができる状態にします。ボルト部分のサビが酷い箇所には、サビの進行を抑える塗料を塗装します。
 その後、屋根全体に2液型のエポキシ錆止めを均等に塗装して行きます。サビの状態が酷い箇所、サビ止め材の吸い込みが激しい箇所は、サビ止めを塗り重ねます。

サビ止め塗装

5. 保護カバー取り付け

 サビ止めがよく乾燥したら、ボルトに新しい保護カバーを取り付けていきます。カバーの内側にもコーキングを入れて、ボルト部の錆を封じこめます。取り付け後も強風等で飛ばされないように保護カバーの廻りもコーキングで止めていきます。

保護カバー取り付け

6. 中塗り・上塗り作業

 保護カバー取り付け後、中塗り、上塗りを行います。紹介している(説明写真)施工例では、遮熱塗料を使い塗装していきます。
 折板屋根は大きな凸凹がある為、塗料ダレやかすれが無いよう注意しながら塗装していきします。

中塗り・上塗り作業

7. 工事完了

 以上の工程をもちまして屋根の保護塗装が完了いたしました。
 今回は工場内の温度を下げる為、遮熱塗料を使用いたしました。当社では工場の立地条件、環境(海に近い場所、木に囲まれた場所等)に合った塗料をご提案いたしております。

工事完了

工場や倉庫などの屋根塗装をお考えなら、当社にご相談ください。

 スレート屋根に比べ、折板屋根(トタン屋根)はサビに弱く、サビが出始めると一気に劣化が加速してしまう場合があります。
 当社では、建物の環境にもよりますが、現在の状況を把握したうえで、貴社のご要望に応える最適な塗料や施工方法などをご提案をさせて頂きます。

 屋根について気になる点がございましたら、お気軽に当社にご相談ください。屋根診断及びお見積りは無料で行っております。